野口満一月
「藪散らし」40号
東京藝術大学日本画科に入学、同大学院首席で修了後、日本美術院 院友の女流画家として注目を集める野口 満一月(のぐち みつき)氏。近年は、人間国宝で文化勲章受章作家の志村ふくみ氏に染織・草木染を学ぶなど、多方面において活躍。
【野口 満一月 profile】
1965年 東京に生まれる
1992年 上智大学文学部卒業
1996年 東京藝術大学日本画科卒業
1998年 東京藝術大学大学院修士課程を首席で修了、院展初入選
1999年 春の院展入選
2000年 新人レスポワール展、奨学生美術展(佐藤美術館)
2002年 東京藝術大学博士課程満期、博士課程研究所発表展
2009年 真夏の夢(椿山荘)
2010年 ミニアチュール展(銀座/~2013年)、五島美術館蔵国宝源氏物語絵巻模写
2011年 Hierher-Dorthin展(ドイツ文化会館)、サポサポプロジェクト・東北支援(代官山/~2013年)
2012年 2:46and Thereafter bis(アメリカ)
2013年 Energy for us(代官山)、Dandans a Collective of Japanese
Emerging Artists(ロンドン)、ガラスとアート展(銀座)
2015年 ヴ・メームの会(銀座/以後毎年)、センシブル東京(スペイン)、日本の次世代アーティスト達によるパリ展(フランス)
2016年 人間国宝・志村ふくみ主催のアルス・シムラにて染織・草木染を学ぶ
2017年 ちいさなかがくのとも 絵本『しずく』を出版(福音館書店)、個展「絵本の原画と小品展」(銀座)
2018年 「Irodori彩」(3人展/ANAインターコンチネンタルホテル東京)、個展「絵本の原画と作品展」(西武秋田店)
現在 日本美術院院友、師:福井爽人、鎌倉在住
*作品収蔵:ペニンシュラ東京、グランドプリンスホテル新高輪、外務省、台東区役所、東京藝術大学 ほか